<無水調理シリーズ Part2>
前回に引き続き、無水調理についてです。
日々ノ道具では、無水調理ができる鍋を色々と取り揃えておりますが、今日はその中から、私も愛用中のstaub(ストウブ)をご紹介いたします。
フランス生まれの鋳物ホーロー鍋・staubは、無水調理だけではなく、保温性・蓄熱性にも優れているので、保温調理も大得意☆
美味しさの秘密は、蓋の裏の突起物ピコ。
野菜など、食材から出た水分が蒸気となり、このピコを伝って雨の様に降り注ぎ(アロマレイン)、再び食材に染み込みます。
その為、美味しいだけではなく、栄養素を一滴も逃さずに調理できます。直火は勿論、IH(100・200V)・ハロゲンや、オーブン加熱も可能。
我が家でも大活躍のstaub、特に登場頻度の高いものをピックアップしてご紹介いたします♫
✰煮込み料理
油を引き、材料・調味料を入れて加熱するだけ。食材の水分・旨味を引き出してくれるので、出汁や水いらず。旨味が凝縮されるので、野菜は甘くて、肉や魚はしっとり仕上がり、本当に美味しい‼︎
火を止めた時、蓋の裏の水滴を鍋に戻し入れて、ひと混ぜするのがポイントです
✰おひたし
食材を洗った時の水滴をつけたまま加熱するだけで、茹でずにおひたしを作る事ができます。食材の栄養を逃さないだけではなく、手間や光熱費も節約♪
写真は小松菜ですが、これからの季節は、菜の花やスナップエンドウ等もいいですね。
✰かぼちゃの煮物
塩とほんのちょっとの水を入れて煮ただけで、砂糖等の甘味を一切加えなくても、かぼちゃが甘くほっくり仕上がります。
✰炒め物
生姜焼き・野菜炒め等の炒め物も、staubを使っています。参考にしている本では、"ほったらかし炒め“と呼んでいるのですが、その名の通り、食材・調味料を加えて、蓋をして火にかけるだけ。
ポイントは、玉ねぎやキャベツ・きのこ類等の水分が出る野菜で、肉をサンドする様に重ねて入れる事です。
写真は、野菜炒めに前述のかぼちゃの煮物を添えた、staubだらけのある日の食卓です。
他にもカレー・きんぴら・アヒージョ・炊飯・揚げ物・デザート…と、staubで手間なく美味しく作れるものが沢山‼︎
家族に、「今日は何食べたい?」と聞くと、9割方「staub料理」という答えが返ってきます。何ともザックリした答えですが、それだけ家族もstaubの良さを感じているのだと思います。
私にとって一番大きいのは、美味しさもそうですが、料理のハードルを下げてくれた事。
毎日続くごはん作りの頼もしい相棒です。
お店でも最近特にお問い合わせが多く、品薄になっておりますが、ご予約が可能です。
店頭にカタログもございますので、気になったお品があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
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