洋服ブラシの習慣

セーターにブラシをかける習慣、ありますか?


洋服にブラシをかけるって、ウールのコートやスーツ、ジャケットのイメージでした。

このブラシに出会うまでは。


加古川の老舗ブラシメーカー「ショージワークス」さん。

ブラシに惚れるってあるんですね。(ブラシもですけど、パッケージも素敵でジャケ買いしてしまいました)



そのもち手の木部の滑らかなラインと木目の美しさ、ブラシ部はコシがあるのに、やわらかく心地のいいアタリとツートンの色目のよさ。



聞けば、

ウォルナットの木部を一本一本丁寧に女性職人の方が滑らかに仕上げ、国内で選別した豚毛や馬毛を丁寧に植えつけたあと、ブラシ部をまっすぐに美しく揃える職人の工程、センス溢れる箱デザインをし、製品の箱入れまでいくとおりもの工程を一貫して行っているのは国内で唯一、このショージワークスさんだけなのだそう。



このブラシ、手にとると本当に滑らかで美しいのです。木部の自然の美しさを丁寧に丁寧に滑らかに仕上げてあります。ブラシの美しさって気にしたことがなかったけど、このブラシを手に握ると実感しますよ。



さて、その洋服ブラシ。


ウールのコートやジャケットのものだけではないのです。

寒くなりだして、そろそろニットを着ようとするいま、是非使っていただきたいタイミング。

毛あしが長いニットも、みっちり編んであるニットも同様に、大事なお手入れのタイミングです。

ニットの表面をブラッシングすることで、仕舞い込んでいたニットの表面をふんわりと空気を含ませ、埃などのよごれを落としてください。


ポイントは一定方向へのブラッシングです。


そして、ニットを着たらその日のうちにまた軽くブラッシング。そうすることで毛玉ができにくくなります。ニットの表面をブラッシングすることで毛足がもつれ、毛玉になることを防ぐことができます。


今までは毛玉ができたら取ればいいや、と思っていましたが毛玉をとることでニットはどんどんやせて言っちゃいます。次第にふんわり感も損なわれちゃいますので、やはりブラッシングして毛玉ができないようお手入れが大事ですね。


本格的な冬に入る前に、洋服ブラシを手に、ニット、コートをブラッシングする習慣を取り入れませんか?



一般的なウールやコートにはこちら。


カシミアなどよりデリケートなニットにはこちらがおおすすめ。
混紡用と比べるとより柔らかなブラシです。

日々ノ道具 奥田金物

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