いざ、掃除!とまではいかないけど、散らかったところ埃やごみをささっと掃除したいとき。
わざわざ掃除機を出してくるのが面倒。そんな時、はりみと手箒を手に取りササッと掃いて、ゴミ箱にスルリ。20cm程度の手箒ではあれば、子供たちが勉強したあとのダイニングテーブルに残る消しゴムかす。小さな手箒で集めてはりみで受けてゴミ箱にスルリ。
はりみは和紙に柿渋が塗られています。柿渋は魚網や釣り糸の防腐と、強度を増すために古くから使われていて、紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になり防水機能も発するのです。
和紙でかたどったはりみに柿渋を塗りしあげたはりみは存外に丈夫で静電気が起きないので、ごみや埃がまとわりつかず、とても理に適った道具。
はりみの口部分が湾曲してますが、ごみを掃きとるときに設置面に押し付けると設置面と実にフィットしてごみや埃を逃さず掃きとることできます。
また、マンションなどでは夜に掃除機をかけると階下のかたへのご迷惑になることも。夜に床掃除が必要なときは、掃除機ではなく箒とはりみ(ちりとり)でのお掃除がお勧めです。
テキスト:山本 潤美
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