びわこふきんは、よく“魔法の”布巾、と言われますが“魔法”ではなく、食器などの油汚れが湯洗いで落ちる当然のふきん、それが「びわこふきん」です。
「湯洗いで洗剤なしで食器が洗える・汚れが落ちる木綿ふきん」
びわこふきんは、ガラ紡績という特殊な手法で紡いだ糸で織られたふきんです。糸の表面のたくさんの凹凸で布巾の表面積が増え汚れを取り込みやすく、凸凹が汚れを擦り取ってくれるので洗剤なしでも食器をきれいに洗い上げます。
より効率よくびわこふきんで食器を湯洗いするポイント
・食器の「油汚れ」をスクレーパーや新聞紙などで取り除く
・洗い桶にお湯を貯めて「びわこふきん」で洗う
スクレパーなどでよごれを刮いで落とし、洗い桶にためたお湯でしっかりと汚れとお湯をなじませることで、皿に直接びわこふきんが接し、びふこふきんの表面の凸凹が気持ちよく汚れを落としてくれます。
びわこふきんの優れた吸収性・吸油性・速乾性は群を抜いており、一度使うと手放せない、そんな使い心地のよさが支持されています。
洗剤を使わず洗えることで嬉しい点はたくさん
台所仕事で手荒れができますが、おおかた洗剤をつかって洗い物をすることがその大きな原因。洗剤を使わないで食器などを洗えれば、手荒れは、よりおきにくくなりますね。また、界面活性剤などの洗剤を使わないことで、自然環境を守る一助にもなります。
びわこきふんの姉妹品として
びわこふきんと同じ糸で織り上げたものに一回り大きいサイズの「和太布」があります。
びわこふきんと和太布(わたふ)の違い
びわこふきんと和太布は幅がほぼ同じで長さは20cmほど和太布(わたふ)がのほうがながいです。また、びわこふきんの縦糸は約130本、和太布の縦糸は役150本ですので、目の荒いびわこふきんで洗い、目の詰まった和太布で拭きあげるあわせ使いがお勧めです。
びわこふきんを使う時にあると便利なその周りのもの
・スクレーパー
・お湯に浸すための洗い桶
・使い終わったふきんをかける
びわこふきん
原産国:日本製(滋賀県 琵琶湖)
素材:がら紡・綿100% サイズ32cm×35cm
テキスト:山本 潤美
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